こんにちは、エンジニアのnecomimiです。
今回は、iosアプリ開発をする前にやっておくこと(ライブラリ編)を紹介します。本記事を見れば、様々な便利なツールを使えるようになるので、是非参考にしてください。
1. ライブラリのインストール手順
ここではまず、ライブラリの基本的なインストール手順を説明します。
① Podfileの作成
ターミナルでプロジェクト直下に移動し、以下のコマンドを実行してPodfileを作成する。
$ pod init
② Podfileの編集
Finderから先ほど作成したPodfileを開き、インストールしたいライブラリを記入していく。
③ xcworkspaceファイルを開く
ライブラリのインストールが完了したら、今まで開いていたxcodeprojファイルを閉じ、xcworkspaceファイルを開いて開発を行なっていきます。
2. Firebaseのインストール
基本的にはこちらの手順に従って作業を行えばFirebaseをインストールすることが可能ですが、注意点があるので紹介します。
注意点:「Copy items if needed」にチェックをつける
ここにチェックをつけないとダウンロードしたファイルを直接参照することになるので、コピーを作成する必要があります。
3. AdMobのインストール
基本的にはこちらの手順に沿って作業を行えば、AdMobをインストールすることが可能ですが、少しわかりづらいのでこちらで補足していきます。
① AdMobアカウントの作成
AdMobアカウントの作成はこちらから行ってください。
② AdMobにアプリを登録
AdMobにアプリを登録する手順はこちらに記載されています。
③ CocoaPodsでAdMobをインストール
以下のようにPodfileを編集し、pod install
を行います。
④ Info.plistの編集
Info.plistにGADApplicationIdentifier
キーを追加し、AdMobに記載されているアプリIDを設定する。
⑤ AppDelegate.swiftの編集
この手順ではこちらに記載されているコードをAppDelegate.swiftに追加してください。
⑥ Main.storyboardにbannerViewを追加
Main.storyboardにViewを追加し、classに「GADBannerView」を指定する。
⑦ Functionクラスの追加
以下のようにFunctionクラスを作成し、広告を表示するメソッドを記入する。
⑧ ViewController.swiftの編集
ViewController.swiftにbannerViewをoutlet接続し、広告を表示するメソッドを呼び出す。
以上の手順を行えば広告が表示されます。
最後に
今回はiosアプリ開発におけるライブラリのインストール方法を解説しました。ライブラリのインストールは一部複雑な部分があるので、本記事を参考にしていただければと思います。
また、先日ついに私が作成したシンプルで使いやすいToDoアプリが公開されたので、是非インストールして感想を頂けると幸いです!
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